深層心理ではどうなんだろう

女性の敵は女性、という風に心理学的な面からも言われています。言われていることをすべて信じるとこれから先の友達づきあいが怖くてたまらないのですが、仲の良い友人同士で会っても心の底では、相手より優位に立ちたい、という気持ちがはたらくようです。

私が実感することとしては、友人と外に出かけるときはいつもよりも念入りにお化粧をしてみたり、おしゃれをして出かけることです。ですが、優位に立ちたい、という気持ちを感じたことはありません。もしかしたら、深層心理の部分ではそういう風に感じているのかもしれません。映画やドラマでも、そういった女性同士の争いを描いたものはたくさんあります。今話題のママ友の問題などもそういった心理が働いてのことなのかもしれません。

華やかで、優雅なイメージのある女性の仕事である秘書は、本当にドロドロそうな気がします。秘書同士がつながって飲み会のようなものを開くこともたびたびあるようですが、心の中はいったい何を考えているのか。大きな企業で働いている秘書は容姿端麗な女性が多くいると感じているのですが、それ故にメイクやファッションに至るまで完璧にしたいと思っている人が多いと思います。何もかもを完璧にしたいと思う人ほど、ほかの人には負けたくないと思うものです。しかし、できる女性のイメージの強い秘書です。そういった心のうちは一ミリも外に出すことなく笑顔で接することができるでしょう。それを考えるとさらに恐ろしく感じます。

女の園的な仕事で言えば看護師もそうですよね。白衣の天使なんて言葉もありますが、人間ですから中には気の強い人もいるでしょうし、病院やナースステーションの中で派閥があったりするんじゃないのかな、なんて思ってしまいます。医療ドラマの見すぎですかね。看護師の離職率や転職率が高いと聞きますが、激務や結婚出産だけが原因ではなく、女の園ならではの職場環境も看護師の転職理由だったりするかもしれませんね。